米国債を購入するデメリット・注意点

米国債(アメリカ国債)を購入するにあたって、

  • 何かデメリットってあるの?
  • 注意すべきことは何?

って気になりますよね!この記事ではそれを解説します。

米国債はドル建てでの取引になりますので、日本円換算では元本割れで終わる可能性があります。「安定的な利金収入を」と紹介されることが多いのですが、実際の損益は投資してみなければわからない点にご注意ください。

米国債の購入方法はこちら

米国債の買い方・購入方法。個人でも買える!
外貨建ての債券投資で最もメジャーな商品が米国債(アメリカ国債)です。 利回りは約1~3%と、日本債券に比べると高い利回りが魅力です。 米国債投資を始めるには、それを扱う証券会社に口座開設を行います。 米国債を扱う証券会社に口...

米国債購入のデメリット・注意点

取引は原則でドル建て

米国債の取引は原則でドル建てです。日本円を米ドルに変えたり、米ドルを日本円に変えたりといった操作が必要です。

パソコンやスマートフォンで取引する場合には、証券会社のウェブサイトにて行います。SBI証券のようなネット証券では、円建てで買える(自動的にドル建てに変換してくれる)場合もあります。

利金は全てドルで支払われますので、生活費に充てるためには円建てに変換します。当然ですが、同じ1ドルでも、円相場によって貰える日本円は変わることに注意してください。

換金できるかはタイミング次第(流動性リスク)

米国債を含む債券は、株式とは異なり、個人が売買しやすいような市場にはなっていません。そのため、途中で米国債を売却したくなったとき(緊急にお金が必要になったとき)に困るかもしれません

  • 購入した米国債を売りに出したときに、いつ売れるかはわからない
  • そもそも買い手がつかず、売れないかもしれない

といった流動性リスクを抱えます。流動性リスクがあるのは株式市場も一緒ですが、株式の場合は「成行」で売る、という手もあるので。

元本割れで終わる可能性もあります

米国債投資はドル建てで行いますから、円ベースで見たときに元本割れで終わる可能性があります

例えば、1ドル120円のときに米国債1,000ドル分(12万円相当)を購入し、その後1ドル60円になったなら、日本円での価値は半分になってしまいます。仮に計200ドルの利金を貰い、1,200ドルになったとしても、1ドル60円ならば7.2万円相当にしかなりません。

ただし、ここ数十年のドル円相場はほぼレンジ相場になっています。円高になりやすいトルコリラやブラジルレアルのような新興国通貨とは異なりますので、その点ではなんとかなるのでは?という気もしますね。